移動できる倉庫?可動式テント倉庫の種類やメリットをご紹介!
今回は、可動式テント倉庫について紹介します。可動式テント倉庫は、スライドタイプと移動式タイプがあり、それぞれ異なる特長があります。とはいえ、どちらも便利に活用できるものです。伸縮するテントや移動できるテントを探している方や、汎用性の高いテントを探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
可動式テント倉庫とは
簡易的な屋根付きスペースであり、倉庫を伸縮させるほか、移動することができるものです。汎用性が高いのが特長です。
倉庫本体を移動できる
施工現場などにおける資材の保管も簡単に確保できます。あるいは、倉庫を簡単に移動できるため、倉庫の場所が不特定の方やさまざまな保管物がある方にもおすすめです。
重量物の搬出入がスムーズになる
テントを容易に動かせるため、製品を雨風から守りたいときでも活用できます。これにより、重たい製品を手で運ぶことや、トラックに積み直して運ぶ必要がありません。業務の効率化にもつながります。
このような悩みを抱えている方におすすめ
狭い敷地を有効に活用したい方や、あるいは倉庫が欲しいけど場所が限られている方、保管場所を作るのに予算をたくさんかけられない方は、ぜひとも導入すべきアイテムです。
可動式テント倉庫の種類
可動式テント倉庫には、スライドタイプと移動式タイプの2種類があります。それぞれ特長があり、活用方法が異なります。
スライドタイプ
スライドタイプは、使用するときはテントを伸ばし、使用しないときは小さく畳めます。そのため、場所をとることがありません。製品を積み下ろして一時的に保管したいときに活用できます。
移動式タイプ
移動式タイプは、脚部にキャスターが付いているため、展開している状態のままスムーズに移動できます。倉庫スペースを拡充させたいときや、製品の保管場所を移動したいときに活用可能です。
可動式テント倉庫のメリット
簡易的な倉庫を建築したいと考えている方はたくさんいます。その場合、ほとんどの方はプレハブ倉庫を思い浮かべるでしょう。プレハブ倉庫もメリットはありますが、テント倉庫にもそれ以上のメリットがあります。それはつぎの10点です。
工期を短縮できる
着工から完成まで長くても3か月ほどで完成です。早いものであれば、工場から完成品が直接納品されるため、すぐに使えます。一般的な建物よりも工期が短いので、スピーディに設置できます。
環境によっては照明の設置が不要
太陽の光が差し込みやすい素材を使用しているため、晴天時は照明を点ける必要がありません。これにより、可動式テントは光熱費の削減にも効果があります。月々のランニングコストを抑えたい方にとっては助かる一面ではないでしょうか。
イニシャルコストを抑えられる
構造が合理的で素材が軽量なので低コストを実現できます。また、小型のものであれば建築確認申請が不要なものもあるため、スムーズで迅速に設置することができます。
暖房費を節約できる
テント内は温室効果があるため、冬場の寒さが厳しい現場でも暖房費を節約できます。電力がひっ迫する2月にも暖房費を節約できるため、快適な環境といえるでしょう。
地盤が軟弱でも設置できる
テントを支えるための杭工事を行う必要がありません。杭を打つ場合は地盤の影響を受けますが、杭を打たないので変形地や軟弱な地盤でも設置できます。
メンテナンスが容易
小規模の修理であれば業者に依頼しなくても自社で可能です。たとえば、膜が破れた場合はシールを貼るだけで対応できます。雹が降ってきたときなどの万が一のときであっても安心です。
事業計画の変更にも柔軟に対応できる
将来的に移設や解体する場合でも、柔軟に対応できるメリットがあります。建物の場合はそのようにいきませんが、非常にシンプルな構造だからこそ実現可能となっています。
豊富な施工実績がある
数多くの工事現場や学校、商業施設、空港やターミナルでも活用されているほど、実績が豊富です。
リースにも対応できる
短期間のリースにも対応しています。短期間の工事やイベントなどでも気軽に使えるのがメリットです。
高強度の設計
シンプルな造りに見えますが、強度が高いのがメリットです。雪や雹が降っても安心して活用できます。素材が軽量で長期間使用するのに適しています。
まとめ
プレハブ倉庫やシステム建築にはない魅力が詰まっているのが可動式テントです。さまざまな現場で活用されているため、豊富な施工実績がある業者に問い合わせてみましょう。また、低価格によるコストカットも実現できるため、費用を節約したい経営者にとってもありがたい存在です。テントごとの移動ができるため、作業員が少ないときの荷下ろしや保管にも便利です。もし業者を選定するときは、保証が付いている業者を選択すると安心です。