テント倉庫にはさまざまなオプションがある!魅力的な装置をいくつか紹介
テント倉庫とは一般的な倉庫とは異なり、屋根にシート膜をかぶせた軽量鉄骨式の倉庫のことです。設置までの期間が短い、費用が安い、耐震性が高いといったメリットがあります。そんなテント倉庫ですが、さまざまなオプションをつけられるのを知っていますか?今回はテント倉庫につけられる装置についてご紹介します。
テント倉庫の主なオプション①照明設備
テント倉庫には照明がつけられます。使用用途によって適した照明を設置することで倉庫内が使いやすくなるでしょう。
日光がさえぎられるため照明があった方がよい
テント倉庫はシート膜をかぶせてしまうため、基本的には家やオフィスのように大きな窓があるわけではありません。
大きなシャッターやカーテン扉といった開口部が大きく開く設備を設置すれば日光が入りますが、天気が悪い日には雨や風が入りこんでしまいます。また夜間も暗くなってしまいます。
そのため昼間しか使わない、天気がよいときしか使わないなどといった場合以外は照明器具を設置した方がよいでしょう。LED照明は明るく節電効果も高いです。水銀灯照明もあるので都合のよいものを選びましょう。
窓の設置もおすすめ
テント倉庫は締め切ったままだと空気が循環しないため、窓を取りつけるのもよいでしょう。サッシ窓、採光窓などの取りつけができ、換気、採光の役目を果たします。
テント倉庫は照明をつければ明るくはなりますが、閉塞感があるので窓があったほうが利用しやすくなるでしょう。照明器具と窓を併用することで快適なテント倉庫に近づけましょう。
テント倉庫の主なオプション②換気装置
テント倉庫に設置するオプションとして換気装置があります。換気や結露防止になるので取りつけることがおすすめです。
自然換気
自然換気のベンチレーターは電力が不要な点がメリット。屋根の上を吹く風を取りこむことで自然の風を利用して換気する方式です。雨や風が中には吹きこまないようになっています。
テント倉庫内は熱がこもりやすいため、夏は高温になってしまいますが、換気することでテント内外の温度差をなくし、物品を傷めずに保管できます。自然換気の場合、ペットボトル飲料の保管などに向いています。
電動換気
内部にモーターが搭載されており、天候に関係なく換気ができます。湿気に弱いデリケートな物品がある場合は電動換気式がおすすめです。
ある程度稼働音がするので、テント内で作業する時間が多い場合は、設置場所や製品の音の大きさを想定して設置しましょう。
換気扇
換気扇をテント倉庫の側面に設置可能です。上の方に溜まってしまう湿気や熱を排出させることができます。
テント倉庫の主なオプション③そのほかのさまざまな装置・設備
テント倉庫には照明、換気扇以外にもさまざまな装置や設備があります。設置することで使用用途の幅が広がったり快適さがアップしたりするでしょう。いくつかご紹介します。
出入口は種類が豊富
テント倉庫の出入り口は使用用途によってどんなものにするか決めましょう。大きく開くことができるのはカーテン扉です。大きな荷物を保管する場合は搬入がしやすく、開口部が大きく開くカーテン扉がおすすめ。
ある程度防音、防犯性がほしい場合は、シャッターがよいでしょう。丈夫なので台風などで何かが飛んできても破れません。カーテン扉だと防犯性が心配な場合や、重要な物資を保管するケースはシャッターが適しています。
両引き戸は軽量かつ手動で開閉できる扉です。テント倉庫ではよく取り入れられ、安価で導入しやすいというメリットがあります。
また人が通るサイズのアルミドアも設置できます。アルミドアを設置する場合は、人が通るアルミドアと荷物を出し入れする大きな出入口を設置するのがスタンダード。鍵をかけられるので防犯性も高められます。
安全性を高める設備を設置しよう
テント倉庫は消防によって設置する消防設備が定められています。床面積によって設置しなければならない設備が決まっています。消火器や火災報知器、消火栓などが必要になるので、設置、点検を行いましょう。
それ以外に安全性を高めるオプションも設置しておくとより安心です。テント倉庫によく取り入れられるのはガードポールです。目立つ色をしているので設置することで壁の位置を確認しやすくし、フォークリフトやトラックなどが壁に衝突するのを防げるでしょう。
もし衝突してしまっても衝撃を少なくする効果もあります。設置することで作業する人員、保管物資の両方を守ることができるでしょう。
まとめ
テント倉庫はスピーディーかつ低コストで設置できるのが魅力です。一般的な倉庫よりは簡易的ですが、オプションをいろいろ設置することで快適に使うことができるようになるでしょう。照明や換気は作業のしやすさ、快適度に直結するのでできれば最優先で整えたいところです。
また扉については物資を搬入する大きな扉から人が出入りできるアルミ扉などさまざまな種類のものがあるので、使用用途やコスト、防犯面から適したものを選びましょう。どんなオプションをつけるか迷っている場合は、テント倉庫業者に相談してみましょう。